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松山製菓:番外編 (会社のうらばなしと名古屋の駄菓子に関するあれこれ・昭和時代の生活の備忘録)

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製薬機械でつくる駄菓子

   

ラムネ菓子には二種類あって、「乾式ラムネ」=錠菓 は、製錠機という製薬メーカーが使うような機械で原料を成型して作ると紹介しました。 また、粉末ジュースの5連包装機も製薬メーカー向けの包装機だと書きました。 うちの場合は、パンチコーラなどの発泡錠についても、こちらは6連式で表と裏、別々のフィルムで製品を包み四方をシールするタイプの製薬メーカーで使用するような包装機を使っています。

これらの機械で、低廉な価格のお菓子を作っているわけですから、機械の償却年数10年を遥かに超えて、結局、粉末ジュースの包装機などは、50年も使っているわけです。 高額なので、おいそれと設備の更新をするわけにもいかず、このあたり、駄菓子メーカーが数が減っていく原因とも関連があるのですが、その話はまたいずれご紹介するとして、、。

もう一種類、よく使われている包装形態に「ブリスター包装」というのがあります。片面がアルミ(紙製の場合もあります)、片面が透明のプラスチックや塩ビになっており、透明の側のロール状のフィルムシートを中身の形に成型しながら、中身を充填し、裏面と割りあわせていく方式です。 お薬の包装形態そのままのものです。 うちの場合、かつては2台保有していましたが、塩ビが避けられだしたこと、機械が場所をとることなど、諸般の事情で2台とも廃棄してしまいました。 これを使用した一番最後の製品は20円の「ニューレインボー」というラムネ菓子でした。rainbow_a

この形状のお菓子は、いまでもよく見かけられると思います。 チーリンの「プチプチうらない」とか、「エイトチョコ」だったか、どこのメーカーか忘れていますが、8の字になった形状に糖衣チョコがはいっているヤツなどがあります。 明治の「ヨーグレット」も箱の中身はこの形状ですね。 これらの商品たちのように、やはりある程度値段の取れる製品を持ってないと、またこの機械を新たに入れようという気にはなかなかなれません。

本当は、プリントラムネにピッタリの包装形態なので、いずれまた欲しいなぁ、と思ってるのですが。。。

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