今さらだけどマカーを悩ませるEXCELのレイアウトが崩れる糞仕様について
会社では、PC関係はほぼすべてWINDOWSなので、今更だがマカーとしてはいろいろ不都合が多い。 なかでもいちばんどうしようもないのが、EXCELファイルのやり取りや共有の際にレイアウトが崩れる問題です。
WINDOWSで作ったEXCELをMACで読むと

WIN+EXCEL
こうなってしまって、ページレイアウトも狂うし、貼り付けたオブジェクトのプロポーションまで狂ってしまう。
MACで作ったEXCELをWINDOWSで読むと

MAC+EXCEL
こうなってしまって、ページレイアウトも、貼り付けオブジェクトも、セル内の文字も狂ってしまう。
セル文字が狂うのは、EXCELの設定の問題や使用フォントがハード毎に違っていたりする原因もあって仕方ないかもしれないが、いい加減なんとかならないものか。
調べてみるとWIN>MAC、MAC>WIN の場合だけでなく、WIN同士でもしばしばおきるらしい。Microsoft は言い訳しているが、、
異なる複数の Windows 環境で Excel ファイルを共有すると、印刷範囲、セルの幅、または高さが変更される場合がある
DOS時代からGUIの時代に、WYSWYGというコンセプトでインターフェイスが進化したはずなのに、いまでもマイクロソフトはちっともWYSWYGではない。ファイル互換の問題だけでなく、単純にEXCEL書類を印刷するだけでも、セルの文字が切れたりすることはしょっちゅうだし、、。
どっちにしても、メールでEXCELをもらったりすると、マカーなのに、WIN環境で確認しなければならない場合がしばしばあって面倒くさい。
ちなみに、オフィス互換のオープンソースのソフトOpenOfficeやLibreOfficeを使用すると、

WIN+LIBRE
こんな感じになる。
ページレイアウトを表示するウインドウがないため、印刷プレビューで比較すると、

プレビュー
こんなんで、貼り付けオブジェクトの位置がズレはするものの、まだ使える。
Windowsがリリースされている経緯を見ててもわかるが(自分が最初のGUIのOSをMacにしたのは、当時Windowsは3.1 で、ファイル階層が1階建てのままだったので敬遠した)、95,98,2000,me,vista,xp,7,8,10と(順序合ってるか知らん)、とにかく市場に早く出すだけで、商品が欠陥であっても出してから治す、という方針でやっている。
マーケティング的には、製品が完璧になるまで待つより、とにかくはやく市場に出す方を優先するマイクロソフトのこのやり方は正しい手法らしい。だから、マイクロソフトのほうがディファクトスタンダードになれたんだし。
が、使う方はたまったもんじゃない。自分がWindowsが嫌いなのは、シロウトユーザーなのに、PCのオモリをするほうに時間が取られて、生産性が上がらないから。 Androidのバージョンアップのほうが、まだ可愛げがある、害がない。
OpenOfficeやLibreOfficeがもっと普及して、糞EXCELが駆逐される時期は来ないものだろうか。。と、叶わぬ期待をしてしまう。